
従業員の思いをひとつに。北海道のアイデンティティを描くオフィスアート。
「イノベーションによって社会に信頼をもたらし世界をより持続可能にしていく」をパーパスに掲げ、ニューノーマルにおける新たな働き方のコンセプト「Work Life Shift」を発表する富士通株式会社。従業員が主体的に業務の目的に応じて最適な場所や時間を選択する働き方への取り組みを進め、従業員エンゲージメントや生産性の向上を実現しています。
その取り組みの一環として、北海道拠点として開設されたSapporoHub。従業員の思いをひとつにするオフィス移転プロジェクトの一環として採用いただいたオフィスアート制作は、ミーティングから20名を超えるメンバーのみなさまにご参加いただき、ご要望やご意見をうかがうことからデザイン考察が始まりました。
お打ち合わせを重ね、決定したテーマは「The Hokkaido」。北海道民のアイデンティティと資源をオフィスアートとして描く取り組みとなりました。
担当いただいたのは、アメリカ各地で開催されたチョークアートコンテストにおいて、多数の優勝や入賞を果たし、チョーク、筆、ローラー、スプレーまで多様な画材を使いこなすほか、デザインデータの制作まで対応する多才なアーティストmoe。北海道の先住民であるアイヌ民族が創り出した「アイヌ紋様」や、北海道開拓の父・クラーク博士、北海道庁旧本庁舎、札幌市時計台、ヒグマ、タンチョウ、エゾシカなど、北海道の象徴をひとつにオフィスアートを描きました。
- CLIENT
- 富士通株式会社
- PLACE
- Sapporo Hub Office
- SIZE
- 2.8×13.0m
- DAYS
- 5日間